一馬のアパートに無理矢理押しかけた人物こそ、宮(以下略)の次期当主にして一馬の幼なじみ、煌々(きらら)その人だった。 精一杯の抵抗を見せる一馬。
だが煌々の「一馬、ここを開けよ!」の一喝が響き渡ると、慣れ親しんだ習慣とは恐ろしいもので、自ら進んでドアを開け、うやうやしく迎え入れてしまう始末。
それもご丁寧に立て膝まで着いて。
こうして1グラムの常識も持たないくせに、配って歩いても余りある非常識を大きな胸一杯につめこんだ、絶対プリンセスのわがままに振り回される、一馬の受難の日々がはじまる。